都会から田舎へ  
             

都会から田舎へ<田舎のいいところ悪いところ田舎を楽しむ不定期便200420052006200920102011 


***ある日突然***

都会の真ん中でサラリーマンの妻として 何不自由なく暮らしておりました。24年前までは・・・それが 突然主人のひとことで 全く違う生活へと変わりました。
確かに その頃長女が小児ぜんそくで あまり体調が良くなくて 漠然と空気のいいところに住めたらなあ〜とは思っていましたが。
ある日会社から帰ってきた主人が 知人から聞いてきたらしくて 突然長野県のある場所に住むところも 仕事もあるから 引っ越そうと言ったのです。
わたしは反対する理由もなかったし とりあえず子供のために すぐに賛成しました。
それからが大変です。
まず 聞いた住所が地図にのってないんです。
調べまくって ようやく長野県のはずれだということが わかりました。
なんかすごい豪雪地帯だということもわかりました。車も今のでは使えません。
4WDの寒冷地仕様に買い替え 一度下見に行きました。今でも覚えています。
10月17日でした。「トンネルを過ぎると雪国だった」とかいうセリフがありますが ほんとうにほんとうにそうでした。
雪が・・積もってました。(あぜん・・)だってまだ10月ですよ。
今ではもう 10月に雪が降ろうがヤリが降ろうがビビリはしませんが その時はこれからの生活に暗澹たる思いがしました。
その2週間ぐらいあと 1986年11月初冬 私達の田舎暮らしは あれよあれよという間に始まったのです。
    
冬の景色と夏の景色


***田舎暮らしの始まり***

今から思えば 主人が 引越しを提案してから ここに暮らし始めるまで 1ヶ月ぐらいだったように 思います。
普通だと最大の問題の 住む所と仕事が 同時にあったことが一番田舎暮らしを早めた理由だと思います。
都会にいて その情報を知り得たのは 客商売をしていた主人が お客さんから 山荘の管理人を探しているという話を聞けたことにありました。
娘のぜんそくで 空気のいいところに住めたら・・・と思っていた主人が 即 手を上げたというわけです。
何も 計画する時間もなかったけど とりあえず 身体だけは田舎に移して それからいろいろ考えたっていいや・・みたいなノリでした。
若いということはオソロシイ。

ずっと ほうってあった山荘は 傷みが激しく 庭も草ぼうぼうで 二人で肉体労働の日々でしたが 裏で 木を切って 抜根して 畑を作ったり 庭の草を抜いて 木に手作りのブランコをかけたり 収入は激減してしまったけど 母子家庭から 家族で力をあわせて生活している感じがして 精神的にはとても癒されていたと思います。

(今は 山荘管理をやめて 近くに家を建てて 自営業をしています。)


***カルチャーショック***

あこがれていた田舎暮らし・・・雑誌でみてたのは雄大な山 せせらぎ 野山の花々。
もちろんそれは事実です。しか〜し 歩いていける所にスーパーがない コンビニがない 医者がない 交通機関まで30分歩くしかない 保育園まで3キロ 小学校まで4キロ 中学校まで5キロ・・・。
当時 車の免許を持っていなかった私は路頭に迷いました。(おおげさではない!)
しかも 山麓なので自転車に乗ろうものなら 行きはよいよい、 帰りは・・帰ってこれませ〜ん・・・なのです。
主人が仕事から帰ってくるまで 身動きとれず・・の生活がしばらく続きました。
でも 子供たちは元気 元気。 長女のぜんそくも良くなりました。
その中でも 同じ部落の方達がとても暖かくて お野菜もらったり 買物に車で乗せて行ってもらったり お茶に呼んでもらっていろいろなことを教えてもらったりして だんだん慣れていきました。そして 現在に至り すっかり地の人間になりましたです。
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